床暖房ランニングコスト表記の落し穴

床暖房ランニングコスト表記のありがちな落し穴

 

新築・リフォームで床暖房を検討するとき、気になるのは月々の電気代(ランニングコスト)。

インターネットで

「床暖房ランニングコスト」

で検索すると電気代が月々あたり1,400円~といった広告も目に付きます。

 

8帖で1ヶ月3,000円台を切ったら、誰が見てもそれは興味が湧きますし魅力を感じますよね。

 

先ずはここでしっかり熟考する事をオススメします!

 

電気の知識があまり無い方は床暖房導入の判断材料をここに頼ってしまう傾向ですが、ランニングコストの算出方法は一定の表記基準が統一されていない為、如何様にでも安く見せることが出来るのです。

 

8帖タイプの床暖房で1ヶ月のランニングコストが3,000円を下回る表記をしている製品は必ずといって「設定温度レベル1にて1日8時間使用」とうたっています。

 

ランニングコストの概算式は?

消費電力×使用時間×日数×電気料金×通電率%

安さを全面に出している広告は必ずこの通電率表記が抜けているので要注意です。

 

設定温度レベルとは?

一般的に床暖房はコントローラ内部で電気通電率制御を取り入れています。

イメージ例)

レベル1( 15%)レベル2(30%)

レベル3(60%)レベル4(70%)

レベル5(90%)

ざっくり解りやすく説明しますと何パーセントの電流を流すかという事ですので上記例で計算してみましょう!

 

レベル1(15%)の場合、1分間

(60秒のうち運転時間が9秒・・・)

という事は1時間(60分)のうち運転時間はたったの9分しかありませせん。

皆さんもお気付きになったかもしれませんが、これではほとんど暖まらないと言い切っても良いと思います。

 

温暖な地域にお住まいの方なら床が冷たくない程度でよいかもしれませんが、寒冷地の方々は結果、日常使用する通電レベル3程度で使わざるをえなくなり、

電気料金は4倍に跳ね上がります。

 

私が今まで調べた中で一番醜かった通電率制御のレベル1は、11%設定という床暖房もありました。

 

 

レベル1表記怖いでしょ(笑)

 

 

もっと解りやすく身近なものでとなると

「電気こたつ」などよい例です。

スイッチに強・中・弱などのスイッチがあると思います。

あれも通電率と温度センサーで制御されていると思ってください。

 

イメージとして

外出先から帰宅してこたつの電源を強で入れた

強の通電率7:3の場合、7分間運転して3分間停止、直ぐに暖かくなる♪

中の通電率5:5の場合、5分間運転して5分間停止、ちょうど良い感じ♪

弱の通電率3:7の場合、3分間運転して7分間停止、体ごとこたつにすっぽり♪

赤外線ヒーターが勝手に点灯したり消灯しているのはこの通電率と、一定温度に到達した場合作動する温度センサーからなるものとイメージすると、より理解していただけるかな思います。

穴に落ちない床暖房の選び方

1.コントローラ仕様レベルのパーセント表示が無い商品は避ける(必須)

※各設定レベルの通電率を問合せてみる

2.電気料金、各電力会社の電気代○円/KWhが古い・安いままは避ける。

※お住まいの地域で契約している電力会社様の契約内容を確認する

 

追加注意点

1.HP上、何処を探しても、商品説明に消費電力表記が無いものは避ける(必須)

2.PDFカタログがある場合、シート・フィルム式共に消費電力表記の無いものは怪しいので避ける

これで床暖房の選び方での失敗は軽減できます

 

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以上、床暖オヤジでした♪

趣味:食べ歩き、日本酒、ツーリング

頭部自家発電(笑)

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