床暖房お役立ちコラム

床暖房をお考えの方へ!床暖房とホットカーペットを徹底比較!

「我が家も床暖房を取り入れてみようかな」
「床暖房って本当に必要なのかな」
近頃、ご自宅に床暖房を取り入れようとお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
床暖房とホットカーペットは、似たような暖房器具だと思っている方も多いと思います。
しかし、それらには大きな違いがあります。
この記事では、ホットカーペットと比較しながら床暖房についてご紹介します。

Contents

□床暖房とは?

床暖房は床から部屋を温めることができる暖房器具です。
床から直接伝わる熱と、床から部屋全体に広がる輻射熱(ふくしゃねつ)の両方によって部屋全体を温めます。
床暖房には大きく分けて温水式と電気式の2種類があります。

*温水式

温水式は、温水を床の下に循環させることによって温める仕組みです。
温水の作り方には、ガスや灯油を使うものや、大気の熱を利用するヒートポンプ式などがあります。
電気式に比べ初期費用は高いですが、ランニングコストを安く抑えることができます。
温水式は広い部屋や複数の部屋の暖房に適しています。

*電気式

一方、電気式は床の下に発熱体を設置し、これに電気を流します。
発熱体を発熱させることによって温める仕組みです。
温水式に比べ初期費用が安いですが、ランニングコストが高くなります。
窓からの日差しが当たるなど、温度が高い部分の発熱を自動で抑えるPTCヒーターというものもあります。
この方式を採用しているものを使用すれば、コストを抑えることができます。

以上のように、床暖房にも特徴の異なる2種類があります。
床暖房はホットカーペットと似たような暖房器具だと思われがちですが、どのような点で違いがあるのでしょうか。
以下では、ホットカーペットと床暖房を比較していきます。

□ホットカーペットのメリット

まずは、ホットカーペットについて解説します。
ホットカーペットには以下のようなメリットが存在しています。

*初期費用が安い

標準的なもので3000円ほどから買うことができるため、低コストで導入することができます。

*簡単に設置・取り替えができる

購入して床に敷くだけでよいので簡単に設置することができます。
同様に取り替えも簡単に行うことができます。

□ホットカーペットのデメリット

一方、ホットカーペットには以下のようなデメリットが存在します。

*部分的にしか温まらない

基本的には接していないと温かくなく、部屋全体を暖めることはできません。
そのため、十分快適に過ごすにはエアコンやヒーターなど他の暖房器具と合わせて使う必要があります。

*ランニングコストが高い

ホットカーペット自体のランニングコストは高くありませんが、温める効果も大きくないため、他の暖房器具と合わせて使う必要があります。
そのため、全体としてのコストは高くなってしまいます。

□床暖房のメリット

次に、床暖房について解説します。
床暖房には以下のようなメリットがあります。

*部屋全体が暖かくなる

床暖房は表面だけでなく、遠赤外線を利用した輻射熱(ふくしゃねつ)によって部屋全体を温めることができます。
そのため、床に接している時だけでなく、部屋のどこにいても温かく過ごすことができます。

*ランニングコストが低い

部屋全体を十分に温めることができるため、他の暖房器具と合わせて使う必要ありません。
そのため、ホットカーペットと他の暖房器具を併用する時よりも、ランニングコストを低く抑えることができます。

*温水式やPTCヒーターなら低温やけどの恐れがない

温水や自己過熱抑制機能によって温めるため、やけどの心配はいりません。
小さな子どもやお年寄りがいる家庭でも安心して使うことができます。

*壊れにくい

床下にあり、大きな衝撃を受けにくいため、壊れにくく長持ちします。

□床暖房のデメリット

一方、床暖房には以下のようなデメリットがあります。

*初期費用が高い

設置に専用の材料や工事が必要であるため、導入に費用がかかります。
具体的な費用としては、電気式の場合は8畳で50万円前後、温水式の場合は8畳で70万円前後が目安です。
初期費用は高くてもランニングコストが低いため、長い目で見ればホットカーペットより費用は安く抑えることができます。

*温まるのに時間がかかる

温まるのに時間がかかり、すぐに温めることはできません。
室温の上昇に1時間程度かかるため、長時間の使用に向いています。

*修理費用が高い

故障しにくいですが、万が一、不具合が生じた時には修理費用が高くなってしまいます。
故障しないように定期的な点検をすることが大切です。

□まとめ

以上、床暖房とホットカーペットの違いについてご紹介しました。
ホットカーペットは初期費用が安く、手軽に使える一方、温める性能は低いです。
床暖房は初期費用が高いものの、高性能なため快適に過ごすことができ、長い目で見れば費用も安く抑えられます。
暖房器具は毎年使うものであるため、初期費用の高さを気にしすぎず、床暖房を導入することをおすすめします。
その方が快適に寒い冬を乗り越えることができるでしょう。

 

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