床暖房お役立ちコラム

床暖房へのリフォームをお考えの方へ費用とポイントをご紹介

「床暖房を検討しているけど、費用はどれくらいかかるの?」
「床暖房はガスと電気どっちにすればいいの?」
床暖房を検討している方で、このような悩みを抱えている人はいませんか。
今回は、床暖房についてあまり知らないという人のために、電気式と温水式という2つのタイプを比較しながら説明していきます。

Contents

□温熱式床暖房と電気式床暖房の費用の違い

*温水式床暖房の費用の相場

ガス、石油、電気で温めたお湯を循環させることで、床を温めるのが温水式床暖房です。
配管工事に少し時間やお金がかかりますが、ランニングコストが安くなるというメリットがあります。
たくさんの人が頻繁に使用するリビングなどで使用するのがいいでしょう。

必要な費用は、熱源を仕上げ材の中に埋め込むか、上に敷くかで異なってきます。
熱源を埋め込むタイプを、仕上げ材一体型といいます。
一方で、熱源の上に仕上げ材を貼るタイプは仕上げ材分離型というので覚えておきましょう。

仕上げ材一体型の場合、仕上げ材と熱源との距離が近く、暖まりやすいことが最大のメリットです。
ただし、熱源が近いので使用できる床材が制限されることや、費用が比較的高くつくことが挙げられます。

一方で、仕上げ材分離型は、一体型に比べると温まるまでの時間は長くなりますが、フローリングや畳など、使える仕上げ材が多いのが特徴です。
以下は、15〜16畳で床暖房面積率60パーセントとした場合にかかる費用を載せているので参考にしてみてください。

・仕上げ材一体型の場合
仕上げ材一体型床暖房(約90万円)+室外機ユニット(約40万円)=約130万円

・仕上げ材分離型の場合
仕上げ材分離型床暖房(約60万円)+室外機ユニット(約40万円)=約100万円

*電気式床暖房の費用の相場

電気式床暖房は、設置が簡単で、リフォームに向いています。
しかも、温水式よりも温まる時間は短いというメリットがあります。
ただ、温めている間は、常に電力を消費するので、温水式よりはランニングコストがかかってしまいます。
電気式は、短時間しか使用しない部屋に設置するのがいいでしょう。

・仕上げ材一体型の場合
仕上げ材一体型床暖房(約100万)

・仕上げ材分離型の場合
仕上げ材分離型床暖房(約80万)

*床暖房設置工事費の相場

温水式の設置工事にかかる費用は、床を剥がす場合と、上から貼る場合とで費用が変わってきます。
これに、温水配管工事を含めると約20〜30万円が目安となるでしょう。
一方、電気式の場合は、温水式よりも施工が簡単で、約10〜20万円ほどしかかかりません。
費用に関しては、初期費用を安くするか、長期的にみたランニングコストをやすくするかが選ぶ際のポイントでしょう。

当社のPTC方式では、電気式よりも良い性能があるため、おすすめです。
温水式のデメリットを克服しながら、電気式の性能を持っているため、とてもおすすめです。

□直張りか全面張り替えかで料金が変わる

床暖房を実現するための方法は2種類あります。
ひとつは、もともとある床の上に、床暖房の設備を重ね貼りする方法です。
この方法では、張り替えなどの費用が必要ないので、比較的安く済むというメリットがあります。
10畳の部屋で、全体の60パーセントに床暖房を設置すると、約30〜42万円くらいが必要になると考えてください。

重ね貼りは、工事費用が安く済むことが最大のメリットですが、その分床が高くなり段差ができてしまうことに注意してください。
特に高齢者や小さな子供のいるご家庭では、ケガのもとになるため避けた方がいいでしょう。

もうひとつの方法は、床を全面張り替える方法です。
全面張り替えの場合、床暖房設置費用に加え、張り替えの費用も必要になります。
そのため、10畳で床暖房率60 パーセントの部屋では、約40〜70万円と少々費用が高くなります。

□床暖房を設置する際のポイント

床暖房を設置する場合は、断熱対策もきっちり行うようにしましょう。
断熱対策ができていないと、隙間から熱が逃げてしまい、効果が薄くなってしまうからです。
断熱対策をする際は、床、天井などに、それぞれ適した断熱材を使用してください。
さらに、熱損失の多い窓では、二重窓やペアガラスを施すことで、できるだけ熱の損失を減らすようにしましょう。

また、先程の章まででは、床暖房の設置面積は60パーセントで話を進めてきましたが、予算に余裕があり70パーセントまで床暖房を増やしてみましょう。
70パーセントまで面積が増えるとかなり快適に過ごせると言われています。
もちろん住宅によって適切な値は変わってきますが、少なくとも戸建て住宅の場合は、70パーセントが望ましいでしょう。

最後に熱源の種類について話します。
戸建て住宅の場合、ガスや電気を併用しているご家庭も多いと思いますが、できるならひとつにまとめましょう。

熱源をひとつにまとめる方が、ランニングストが安くなり、長期的に見たときに安く済むからです。
熱源をひとつにまとめる場合、オール電化かオールガスの2択が一般的です。
オール電化の場合、深夜料金が安くなるプランがあり、使い方によっては料金を安くできる特徴があります。
オールガスは、電気に比べパワフルで、床暖も短時間で温まるというメリットがあります。
ご自身の過程に適しているのはどっちか一度考えてみると良いでしょう。

□まとめ

床暖房にはいくつか種類がありましたが、少なくとも100万円はかかると見積もっておいた方がいいでしょう。
あとは、ご自身の住環境や、生活スタイルに合わせて、プランを考えていくことをおすすめします。
私たちは床暖房をご検討のお客様からのご質問、ご相談を受け付けております。
まずはお気軽にご連絡ください。

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