床暖房お役立ちコラム

床暖房のリフォーム費用の相場はどのくらい? あなたの家をより快適にしませんか?

皆さんの中には床暖房の設置を検討されている方もいらっしゃるでしょう。
しかし、導入するための費用やリフォーム費用が気がかりで、なかなか購入に踏み切れないのではないでしょうか。
今回はそのような方に向けて、床暖房を設置する際に発生する費用をご紹介します。
この記事を参考に夢の実現に一歩近づきませんか。

Contents

□床暖房を設置するリフォームの床における費用の相場

床暖房を導入するためのリフォームする際、床をどう工事するかによって費用が変動します。
2つの方法があるため、1つずつ見ていきましょう。

１つ目は全貼り替えです。
今ある床を全て剥がし、床暖房の設備を敷いてから床を貼り直します。
その場合、1畳につき8~11万円程度が発生します。
また施工面積によって数日を要することがあります。

バリアフリーのリフォームを併せて検討したり、フローリングや畳を張り替える時期に合わせたりすれば、効率良く導入できます。
また、費用面も抑制できます。

床暖房を導入する際、床下に断熱材を敷くのは必須ですから、さらに床暖房の効果をより高めることができるのです。
せっかく工事を行うのですから、効率良く行ってお得に家の雰囲気を変えてしまいましょう。

2つ目は直貼りです。
今ある床の上に直接床暖房の設備を貼り付けます。
この方法では１畳につき5~8万円の費用が発生します。
全貼り替えに比べると費用は安く済ませられますが、床の高さが1cm前後高くなってしまっています。
そのため、リフォーム後に違和感を覚えたり、つまづきやすくなったりすることがあるそうです。

ただリフォームするのではなく、リフォーム後の生活を意識し、快適なリフォームを行ってください。

□床暖房を設置するリフォームの設備における費用の相場

続いて、床を実際に温める設備の費用を説明していきます。
床暖房には電気ヒーター式と温水式の2種類があるのです。
それぞれによって特徴などが変化するため、確認してみましょう。

＊電気ヒーター式

その言葉の通り、電気によって床を温めます。
朝晩のみ床暖房を使用するといった使用時間が短いご家庭にオススメの床暖房です。
電気を使用するため、長時間利用すると電気代が割高になってしまうことに注意してください。
導入後のランニングコストは割高ですが、導入費用はそこまで高くはありません。
設置工事を簡単に行なえるだけでなく、設置後のメンテンナンスの必要もほとんど必要ないのです。

電気ヒーター式の床暖房が気になっている方はPTC床暖房をオススメします。
PTC床暖房は電気抵抗が変わる力を利用しており、設定温度以上になるど電気抵抗が高まり消費する電力を抑えられます。
立ち上がりの際は電気が通りやすくなっているため床が温まるのも素早いです。
電気式ヒーターの弱点であるランニングコストを解消できるPTC床暖房を基準に他の製品を検討してみてはいかがでしょうか。
私達が扱っているPTC床暖房を導入するための費用は1畳あたり60,000円前後です。
気になることがあればお気軽にご相談ください。

＊温水式

温水式の床暖房では、床にパネルを敷き詰め、熱源機によって温められたお湯を循環させることで暖房機能を実現しています。
温水式の床暖房は立ち上がりに時間がかかります。
熱源機で温めたお湯を循環させるため、帰宅時に冷えた室内を暖かくするには補助暖房が必要です。

しかし、敷設面積が広いときなどは光熱費が安いことも一つの魅力としてあげられるでしょう。

そんな温水式の床暖房ですが、導入費用が高めになっています。
温水を通す床に敷くパネル、配管、お湯をつくる熱源機の設置など様々な面で費用が発生します。

また特に熱源機の費用には注目してください。
灯油やガスという熱のエネルギー源によって熱源機の種類も異なります。
熱源機の25~100万円前後と幅広い相場となっているため、種類だけでなく、使用する環境などからご自身、ご家庭にあった床暖房を慎重に選んでください。

温水式の床暖房の場合、定期的なメンテナンスも欠かせません。
熱源機は10年で交換が必要となり、夏場に不凍液を循環させるなどメンテンスをしなければならないのです。
リフォーム費用だけを見ると電気ヒーター式の床暖房のほうが良いようにも思えますが、使い方や敷設面積によっては一長一短がありますので、長期的な視点で導入を検討してみてください。