床暖房お役立ちコラム

床暖房の後付けをお考えの方へ費用と確認事項、注意点をご紹介

「今ある家に床暖房をつけて快適に冬を過ごしたい」
「リフォームとなるとどれくらい費用がかかるの?」
床暖房を後付けする際には、いくつか注意点があります。
その注意点を知らずにいると、損をしてしまうかもしれません。
そうならないためにも、今回は最低限知っておくべきことをピックアップして紹介します。

Contents

□床暖房リフォームにはどれくらいお金がかかるの?

床暖房のリフォームにかかる費用は、床に直貼りするか、全面張り替えをするかで変わってきます。
床の上に直接貼る場合は、少し安く、1畳につき約5〜8万円ほどしかかかりません。
一方、床を全部張り替えるとなると、約8万円〜11万円ほどかかり、少し高いでしょう。
例えば、10畳の部屋を床暖房にしようと思った場合、50〜110万円を予想しておくと良いでしょう。

では、ここからは直貼りと全面張り替えのそれぞれの特徴を紹介していきます。
直貼りの場合、施工費が安く抑えられるというメリットがあります。
ただ、既存の床の上に床暖房を取り付けることになるため、床が2cm程度高くなってしまうというデメリットもあります。
そのため、つまずき防止のため、追加の工事が必要になる場合もあることを覚えておきましょう。

床を全て張り替えるとなると、予算は少し高くなります。
しかし、もともと床材を違うものに変更しようと思っていた方は、この機会に交換するのもいいかもしれません。
また、家全体をバリアフリー化しようとしている人もこちらを選ぶことをおすすめします。
直貼りとは違って、無駄な段差は生まれないので、つまずきのリスクもありません。

□床暖房リフォームの際にチェックすること

・床暖房を設置する場所
床暖房を設置する場所は分散させましょう。
光熱費を安く抑えられます。

・設置面積
床暖房を検討している方は、床全体の面積に対して、最低でも60パーセントを占めるように設置したいところです。
もし予算に余裕があるならば、70パーセントまで上げておくとかなり快適に過ごせます。

・電気容量
こちらは電気式床暖房を検討している人のみ参考にしてください。
電気式床暖房は、運転開始時に、大量の電力を必要とします。
この際に、電気容量が足りないと、最初に必要な電力を供給できなくなってしまいます。
そのため、もし足りないようであれば、電気容量を増やすための工事を行ってください。
ただし、電気容量を一度増やすと、月々の基本使用料や電気使用量が高くなるというデメリットもあるので、慎重に検討して決めましょう。
当社のPTC方式は電気式よりも性能が良いため、おすすめです。

・床下の確認
床暖房の熱効率を上げるために、床下に断熱材をいれる必要があります。
また、配管の位置やスペースの確認もしておきましょう。

・熱源を設置するための屋外スペース
熱源は屋外に設置することになります。
設置スペースの確認はもちろんですが、海に近いお家では塩害の被害で故障しないかというところまで考えておきましょう。

・リモコンの設置場所
リモコンの設置と配線の場所を確認しておきましょう。

□床暖房を後付けする場合の注意点

・床材を上から貼るので段差が生じる
先ほど直貼りのところでも紹介したように、床暖房を既存の床に上から貼り付けると、段差が生じてしまいます。
特に小さなお子さんや、年配の方がいる場合は、ケガの原因になってしまう恐れがあります。
そのため、段差をなくすための工事をするか、段差部分にクッションをつけるなどして対策をしましょう。

・剥がした床材の処分費が必要になる
基本的に、床を全面張り替えると費用は高くなります。
その費用は、上貼りする場合に比べて、およそ5 〜10万円ほど高くなると言われています。
また、床を剥がす場合は、床材の色味や素材にも注意してください。
新しい床材が、既存の床と合わず、目立つことがあるので床材選びは慎重に行いましょう。

・床のリフォーム時に床暖房を設置する
床を全面張り替えて、床暖房を設置する場合は、床材の処分費用が別途必要になると述べました。
ただ、この処分費用は少し工夫をすると安くできます。
それは、床のリフォーム時に、一緒に床暖房も設置することです。
例えば、床のリフォームと床暖房の後付けを別々に行った場合、床暖房を設置するためだけに床を剥がすという手間が発生します。

しかし、これを同時にすると床を剥がす手間も発生しませんし、床暖房の設置まで仮で使用していた床材を処分する費用もかかりません。
そのため、少しでも費用を安く抑えようと考えている方は、ぜひ、床のリフォームと床暖房設置を同時にすることを検討してみてください。

・仕上げ材は熱に強いものを選ぶ
使用するフローリングが床暖房に対応しているかどうかは、必ず確認するようにしましょう。
熱による反りや、ひび割れが発生する場合があります。
カタログなどで調べれば、簡単にわかるので、確認しておきましょう。

□まとめ

床暖房を後付けする際の注意点や費用に関して理解できたでしょうか。
床暖房は一度設置してしまうと修正しにくい場所なので、きちんと注意点を確認してください。
私たちは、PTC遠赤外線を使用した省電力で安全な床暖房を提供しています。
ぜひ、一度ホームページを拝見してみてください。

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